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三人の息子たちをシングルマザーとして育てていく中で、同時に鬱とパニック発作を抱えながら、窓を見つけるといつでも飛び降りたい衝動と闘っていたというワイレアさん。
30歳の時、この泥のように重い苦しさとともに子どもを育て続けることはできないと、心の底から助けを求めた時に彼女はホ・オポノポノと出会いました。
それから35年たち、ワイレアさんは、クリーニングするたびに、この神聖なる存在から与えられた体の中に毎回新しいハートで生きているように感じると言います。
そんなワイレアさんにインタビューをしました。

ワイレア ・クレイヴェン・X
(写真は2014年キラウェア火山にて本のインタビューで訪れていた平良アイリーンと)

わたしは今日青いシャツを着ています。
わたしの隣人は白いTシャツを着ているのが見えました。これを読んでくださっている皆さんも、それぞれが今日選んだ何かを身につけているはずです。

それぞれの選択です。

それが自分の自由意志であっても、制服のように、誰かから指定されたものであっても、今日という日に、何かしらの理由、思い、またはインスピレーションから、わたしたちはそれぞれ何かを選んで洋服を着ています。

皆それぞれ、体験は異なります。同じ家に住み、同じ学校に通い、全く同じ職業についたとしても、それでもやはり、体験は異なるのです。
ですから、まずはどんな時も、自分に起きていること、感じていることをクリーニングしながら、インスピレーションから選択をしていきたいのです。

Moment by moment. (毎瞬、毎瞬)

これは、故モーナから始まり、KR、イハレアカラ、全てのホ・オポノポノ講師がクリーニングを実践していく過程で口にすることです。

何かをクリーニングしたい時、どんなことでも、なんだって、毎瞬、毎瞬、クリーニングします。
例えば、だんだん目が見づらくなってきたなという体験から、「目」をクリーニングしよう!という時、自分が「目」に関して体験することをクリーニングします。
そこで、おなかがすいたのに、何も食べるものがない!という体験があればそれもクリーニングします。次の瞬間、旅行に行きたいと感じたらそれもクリーニングしていきます。
あなたが歩む道にあること、見つかること、気づくことを全てクリーニングに含めていくことで、その体験の直接の原因に変化が生まれるのです。

アメリカでは、ワクチン接種がすでに始まっています。わたしも、多くの人同様、それに関する、動揺、恐れ、疑問を体験しています。しかし、それでも、それは、「わたしの体験」であり、「わたしの選択」をする必要があります。

わたしはある時から、このワクチンを打つ、打たないに関する自分自身の思考、そして、このワクチンというアイデンティティーそのものをクリーニングし始めました。すると、生まれたばかりの孫と2年間会っていないという現実がその中で見えてきました。そして、わたしは、そろそろ会いにいくタイミングだと感じているという気付きがありました。

そして、わたしが医療介護しているクライアントのワクチン接種に同伴した時のこと。
クライアントの方の接種が終わると同時に、その担当者が「ちょうどあと1本残っていますよ、どうしますか?」とわたしに尋ねてきたのです。
その瞬間、クリーニングをし、それはわたしにとっての道なのだと感じたので、ワクチンを打つことにしました。

この結果が誰にとっても正しいやり方だと言っているのではありません。
ただ、目の前に現れる気持ち、出来事を毎瞬、毎瞬、クリーニングのプロセスに含めていくと、こんな風に自分にとっての道が見えることがあります。

正解を知ることがクリーニングではないし、それが人生の目的ではありません。
正解を知ろうとすることで、思考や社会の情報に縛られるのではなく、クリーニングを選択することで、神聖なる存在から与えられた情報に対して、常に開かれた存在でいることができるのです。

Aloha.

WAI’ALE’A CRAVEN x ワイレア・クレイヴェン・X ハワイ在住。米国ペンシルヴェニアで25年前に初めてモーナ女史から直接SITHホ・オポノポノを学び、ハワイ、ドイツ、イギリス、オランダにおいてスタッフとして参加。主にホ・オポノポノを身体障害者のサポートワークの中で実践してきた。シングルマザーとして3人の息子を育て、現在は孫との関係の中でも実践している。

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