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ビジネスにおいても人間関係においても、問題が発生していると感じるきっかけの一つに他者との衝突(コンフリクト)があります。

自分が信じていること、思っていることに賛同しない人がいるという状況にわたしたちは恐れや苛立ち、孤独感などのストレスを感じます。
しかし、衝突は、自分自身のマインド(思考)から解放され、自分がストレスフリーで豊かな道に入るためのドアであるとわたしは考えます。

わたしたちは皆、自分の願いが叶うことこそが、自分を幸せにしてくれると信じています。ですから多くの場合、子どもがまだ小さな頃から将来の夢を大人は聞きますし、それを叶えること、近づくことを目標とします。
またビジネスの場面では自分が計画したことが思ったように進むことが成功であると信じて疑わないのではないでしょうか。

ここで、ホ・オポノポノでは人や状況との衝突をどう捉えるかということに触れてみたいと思います。
ホ・オポノポノでは、「神聖なる存在」を「リズム」と言い換えることがあります。リズムとは、音楽やスポーツなどでも欠かせない要素の1つであると思いますが、リズムはいのちそのものなのです。
あらゆる存在が完璧なリズムを持ってこの世界に存在し、それぞれがその完璧なリズムを生きていることで、1つの流れを生み出しています。

あなたが自分のリズムを生きていないときそれは衝突として表れます。しかし、それはあなたのリズムを狂わせる元となっていた記憶があなたの前に表面化されてきたのであり、決して悪いことではありません。

モーナはかつてこのように言ったそうです。

「あなたが今、行っていることは、地球の裏側で今まさに出産しようとしている女性の命に関わっている」

あなたの意識が何を思い描き、そして何を実行しているのかは逐一この地球、宇宙に作用しているということです。

あなたが衝突を体験しているとき、クリーニングできたならば、あなた自身、そしてそれに関わるすべての存在にリズムが戻り、この宇宙が表現したかったことが実現するきっかけとなります。
ですから、仕事を通して何か衝突を感じる体験があれば、それをクリーニングすることで、わたしたちが思っていること、期待していることを遥かに超えたものが現れるようになるでしょう。

わたし自身の話をすると、3人の息子たちは皆、成人して子どもを持つ父親でもありますが、未だに衝突することがあります。
衝突が起きるとき、わたしは真っ先に自分を責めたり、後悔したり色々と頭に浮かんでくることをクリーニングし、今起きている衝突に向け、「一体この衝突を通して何が起きているのかはわからないけれど、この原因となる記憶をクリーニングしよう」と実際にクリーニングします。

関係がすぐに修復されることもあれば、そうでないこともありますが、クリーニングの結果、わたしの人生は明らかにスムーズさ、リズムを取り戻していく実感があります。

ビジネスクラスの中では衝突、アンバランス、その対象と自分がどんなエネルギー交換をしているのかなども学びます。
衝突を避けるように、または衝突があるたびに必要以上に自分を責めたりすることがあれば、ぜひその衝突の正体を知ることをお勧めします。

Mahayana I. Dugast, Ph.D. マハヤナ I. ドゥガスト 2008年にSITHホ・オポノポノと出会う。 三人の息子を持ち、一人の孫を持つ。 仕事、母親業、祖母業がすべて調和とともに過ごせているのは、すべてSITHで学んだ「本当の自分」を実践できている恩恵であると彼女は語る。 平和な心とともにその三つ役割の中で自分を表現できるのは、すべて一瞬一瞬のクリーニングによるものであると。 マハヤナ I. ドゥガストのインタビュー記事はこちらからご覧ください。

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