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わたしたちはあらゆる情報を常に溜め込み続けている状態です。
読書やテレビ、映画、人と会話をすることでも、わたしたちは取捨選択する暇などもなく、あらゆる情報を随時アップデートしています。

若い時は一つの情報が入ると同時に、まるで細かな泡のようにあらゆる出来事が発生し、自分も物事が変化するのと同時に動いているようなそんな気がしました。
しかし、歳をとればとるほど、それまで蓄積されていた情報がわたしたちの自由な道、創造性の道、ひらめきの道を塞ぐほどに、溢れ積もっていることに気づきます。
それは多くの場合、物忘れ、体の痛みとして現れます。情報というのは、脳の中に溜め込まれているだけではなく、体にも蓄積されていくのです。

そして、感情も体に蓄積されます。過去の感情が蓄積されていればいるほど、わたしたちは、物忘れをしやすくなります。
もしも感情がインスピレーションに則されたものならば、それは流れとして正しくあなたのもとに届きます。
しかし、それが過去から蓄積された情報、例えばトラウマ、怒り、悲しみによるものであれば、わたしたちの機能は本来の完璧さを失います。

以前、わたしはPCR検査を受けるための政府からの大切な書類を、自宅の大切な書類を保管している場所にしまいました。しかし、検査日が近づいたある日、わたしはその大切なものをしまっている場所そのものを忘れてしまい、いくら思い出そうとしても思い出すことができませんでした。

その時、いろいろな感情が溢れました。
ああ、自分も物忘れをするようになったのかという残念な気持ち。これから進行する老いへの恐れ、探し物を見つけられない苛立ちなど、わたしの中に不安がこれだけあることを自覚し、クリーニングを始めました。
そこで、HAの呼吸をしました。
落ち着いたところで、体をリラックスさせたまま歩いてみました。
すると、その大切なものが見つかりました。
この体験からもわかるように、ホ・オポノポノで行なっていることは、すべて正しく覚えているというよりも、正しいタイミングで正しい情報がある、ということに戻るプロセスだということになります。
本来の神聖な情報とつながるという体験なのです。

コンピューターも同じです。何かいつものように機能しないとき、それを叩いたり、水をかけても、しょうがないのです。しかし、いつもと同じシステムに戻るとき、ループが戻るとき、それはただ自動的にその機能を取り戻します。

どのくらい、わたしたちはこの瞬間「今」にとどまっていられることができるでしょうか。
わたしたちのたましいが「今」から離れたところにいる時、わたしたちは本来与えられた場所にいません。過去に引きづられているか、未来を見ているかなのです。
正しい情報はいつも「今」にしか現れません。「今」が修正されれば、過去と未来にも影響を与えます。

ホ・オポノポノはあなたという本来完璧な存在が「今」を通して、その形を取り戻すためのプロセスです。
クラスで、あなたはきっと「今」への戻り方、そして流れをせき止めていた余分な情報をどかす方法を学びます。
そしてそれは生きるツールとなって、あなたという貴重な存在が健康的に機能するための素晴らしいサポートなるでしょう。

平和
ネロ・チェッコン

Nello Ceccon ネロ・チェッコン 長年、巨大企業のテクニカルディレクターとして勤め、人生を見つめ直そうと転職を考えていた10年前にSITHホ・オポノポノのクラスに出会う。世界五大会計事務所であったアーサー・アンダーセン(現アクセンチュア)で経営コンサルタントとして5年間勤め、その後12年間はヨーロッパ大手金属メーカーのコンサルを指揮し、その後役員に就任。現在はヴェローナ市裁判所の民事訴訟科テクニカルアドバイザーとして、法廷内における企業間に発生したビジネス訴訟および裁判審査の技術的判断を行っている。 ネロ・チェッコンの関連インタビュー記事はこちらからご覧ください。個人セッションの詳細・お申し込みはこちらからご覧ください。

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