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父母のガン

2018年10月2日

私の父は肺がんです。2011年秋に、右肺(原発巣)から左肺、リンパに転移した状態で見つかり、ステージⅣと診断されました。手術は不可能、抗がん剤はいいうわさを聞かず。それでしばらくは副作用のない民間療法で治療をしましたがガンは大きくなるばかりで途方に暮れていたところ、分子標的薬という、ガンのみにターゲットをしぼった薬が使えることがわかり、治療を開始しました。


薬のおかげで、ガンは小さくなり、旅行に行ったりするほど元気になりました。でも、あくまでガンとの共存で、母はいつも父のことを心配し、2012~3年頃のことでしょうか、父のガンに何かいい治療方法はないかと本屋さんに行って買ってきたのが「ホ・オポノポノ」の本でした。母は、これはすばらしい本だから友人たちにも配る、といって10冊くらい買ってきたほど気に入っていましたが、その時点では、私にはピンとくるものがなく、一読しておしまいになっていました。
さて、その母ですが、2015年3月にまさかのガンだとわかり5月12日に亡くなってしまいました。母の命があと数日と宣告され絶望的になったとき「ホ・オポノポノ」のことを思い出し、まじめに取り組むようになってから3年以上が経ちます。
2015年7月には小学3年生の娘といっしょにベーシックセミナーに参加し、2016年12月のセミナーには父といっしょに参加しました。父はハワイにKRさんのボディワークを受けにも行きました。父のガンについて私が個人セッションを受けたこともあります。
このようにクリーニングを続けながら、次々に開発される新薬のおかげで父は元気にガンとの共存を続けてきましたが、その新薬も途切れ、2017年には治療の選択肢が抗がん剤しかなくなり、抗がん剤治療に切り替えましたが、ほとんど効果がなく今年5月には治療自体を断念するに至りました。その時点でガンはすでに脳にも転移しており、肺には水がたまり苦しそうで、6月上旬にKRさんによる遠隔ボディワークをしていただきました。
その後、肺から水を抜く治療により落ち着いたのですが、せっかく申し込んでいた6月下旬開催のヘルスクラスのセミナーに出席できないまま、7月5日に危篤状態となりました。
ちょうど海外へ出張していた私は急きょ帰国。生きている父にはもう会えないかもしれない、と覚悟を決めた時、「すべてをディヴィニティに委ねよう」という覚悟もできたことは今でも忘れられません。その覚悟ができた時の「安心感」は言葉にできないほど、愛に満ちあふれた温かいものでした。
その後、父は医者もおどろくほどの回復をし、7月15日には、私の妹、つまり父にとっては娘の結婚式に出席することができました。その後、脳に転移しているガンの影響で左半身がうまく動かず生活が難しいので、緩和ケア病棟のある病院にリハビリも兼ねて入院しましたが、食欲だけは人一倍あり元気なので退院を勧められ、9月10日より在宅医療に切り替えました。
が、それからがまた大変で、父の介護により同居している妹夫婦が体調を崩し、また父は通っているデイケアが合わないとストレスをため、最近になって、血痰、下腹部の腫れ、また食後にのどが詰まったような感じなど、気になる症状が出始めています。そんな状況になっても、なぜだか食欲だけはあり、食べるのを楽しんでいる父が本当に不思議です。
父の病状により、「もうダメなのかな」と不安に思ったことはこれまで何度もありましたが、その度にクリーニングできることが本当に救いであり、それはこれからも変わりません。
実は、待ち望んでいた新薬ロルラチニブが承認されたことを、今日知りました。父にこの新薬の治療を受けられるだけの体力が残っているのかどうかはわかりませんが、この新薬承認の時期にまさか間に合うとは、本当に奇跡です。
本当にこの世は愛で満ちあふれているのですね。クリーニングのおかげで、少しずつですが、いろいろなことに気がつかせていただいています。すべてに感謝します。ありがとうございます。

 

40代
女性

 

 

 

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